脱毛ニュース&コラム

脱毛が完了する回数ってどのくらい?

発毛のメカニズムには毛周期というのが関係しており、私たちの目に見えている毛は全体の20%ほどと言われています。そのため、脱毛は皮膚の中で眠っている毛が生えてくるのを待って、何回も施術をおこなわなければなりません。脱毛をおこなう人にとって効果が出る回数というのは非常に気になる部分です。効果が出なくて心配になってしまわぬよう、全身脱毛で効果が出る回数や少しでも早く効果的に脱毛するコツについて紹介します。

【全身脱毛で効果が出る回数は?】

脱毛完了には毛周期が関係しており、毛周期とは毛が生えてから抜けるまでのサイクルのことです。この毛周期は各部位によって違うので、全身脱毛の場合は全身のムダ毛の毛周期の平均を考えながら通っていくことになります。ここからは部位全体を合わせた、脱毛で効果が出る回数について紹介していきましょう。

■脱毛効果を実感した回数

脱毛サロンでは1~5回、一年ほど通うことで効果を実感することができます。医療脱毛では1~3回、半年ほど通えば「毛が薄くなっている」と感じることができるでしょう。その人のお肌の状況や毛質によって効果が出る回数が変わってきます。施術回数をこなせば確実に効果が出てくるので、1回2回で効果が出なくても、「まずは気長に待ってみる」という心構えも大切です。

■自己処理がラクになったと感じた回数

自己処理が楽になる回数は、脱毛サロンで5~8回、期間にして1~2年ほどです。医療クリニックで3~5回で、こちらは半年~1年ほどとなっています。「全部ムダ毛を無くしたい」「自己処理が楽になるくらいで十分」など、脱毛をする目的は人によって違っています。完全にツルツルにするのに抵抗があるならば、これくらいの回数のコースで契約し、施術回数を抑えて減耗程度にしておくのも良いでしょう。

■脱毛に満足できた回数

太い毛もなくツルツルの状態になるなど、脱毛に満足できる回数は脱毛サロンで8~12回です。これぐらいの回数になると、脱毛完了まで2~3年ほどかかります。医療脱毛の場合は、5~8回ほどで、期間は1~2年ほどです。ツルツルを目指すなら立地が良く、そして予約がスムーズにとれるお店と契約するしましょう。何回も通うことになるからこそ、無理なく通いやすいお店を選ぶことが大切になってきます。

【部位別で効果が出る回数】

上記では全身脱毛で効果が出る平均回数を紹介しましたが、この回数は部位によって変動します。両ワキ、腕・足、VIO、顔など、部分脱毛を選ぶのならば、部位別で効果が出る回数を知っておくと便利です。ここからは、部位別の効果が出る回数について紹介しましょう。

■ワキの脱毛

ワキは太い毛が密集しており、脱毛器のレーザーが反応しやすいため、効果が出やすいと言われています。自己処理が不要になる回数は、脱毛サロンでは5~8回、医療脱毛では3~5回です。産毛がなくなるまで目指すならもう少し回数を増やしてみましょう。

■腕・足の脱毛

腕や足も、ムダ毛が多いので効果を実感しやすいです。自己処理が不要になる回数は、脱毛サロンで6~8回、医療脱毛で4~5回。ただ、毛の生え方や量には個人差があるので、どのくらいの回数が自分にあっているのか、カウンセリングを受けると回数を選びやすくなります。

■VIOの脱毛

VIOもワキと同じで、太くて固い毛が多い部位です。自己処理が必要になるまで、脱毛サロンが5~8回、医療脱毛では3~5回が平均的な目安となります。VIOはツルツルにするのか、薄くする程度にとどめるのかなど、どのような形にするかによって回数がかなり変わってきます。どのくらい毛を残したいのか考えながら、脱毛する回数を選んでいきましょう。

■顔の脱毛

顔はムダ毛の量が少なく、細い産毛が多いので脱毛器のレーザーが反応しづらいです。そのため、効果を実感するためには、他の部位より多めの回数のコースを選ぶことが大切です。自己処理が不要になる回数は、脱毛サロンで8~12回、医療脱毛で6~8回ぐらいを目安にしましょう。産毛を完全になくしたい場合は、もう少し回数を増やすか、メラニン色素の有無に関係なく施術できる蓄熱式がおすすめです。

【医療脱毛とサロン脱毛の回数の違い】

医療脱毛とサロン脱毛には様々な違いがありますが、最も大きな違いは脱毛の効果が現れるはやさです。なぜ医療脱毛とサロン脱毛の回数が違うのか、その理由を説明しましょう。

■医療脱毛での回数

医療脱毛はその名の通り、医師や看護師のみが行える医療行為です。医療行為である医療脱毛は、サロン脱毛よりも強い出力でレーザーを照射することが許されており、より高い脱毛効果を期待できます。これにより、医療脱毛はサロン脱毛よりもおよそ半分ほどの回数で脱毛を完了できるので、早く脱毛を終わらせたい人にぴったりです。

■脱毛サロンでの回数

脱毛サロンでの脱毛は、医師免許を持っていない人でも施術可能ということもあり、照射出力は弱めに設定されています。そのため、脱毛サロンでの脱毛は、医療脱毛より1.5倍~2倍近くの回数、期間がかかるでしょう。ただ、出力がマイルドなぶん肌への負担が少ないので、痛みを感じにくいというメリットがあります。

【医療脱毛とサロン脱毛の料金の違い】

医療脱毛とサロンの脱毛の違いは、回数だけでなくかかる費用にも差があります。お店を選ぶ時は仕上がりの満足度だけでなく、料金にも注目することが大切です。ここからは、医療脱毛とサロン脱毛の料金の違いについて説明します。

■医療脱毛での平均費用

医療脱毛の全身脱毛の平均費用は30~40万円ほどです。医師しか扱えない強力なレーザー脱毛器を使用することもあり、サロン脱毛よりも料金が高くなるのが一般的です。ただ、照射の回数が少なくて済むだけでなく、低価格な医療脱毛を提供するクリニックも増えてきているので、総額費用の差はあまりなくなってきています。

■脱毛サロンでの費用

脱毛サロンでの脱毛が完了する総額は、平均で大体20~30万円くらいと医療脱毛より10万円ほど安いのが特徴です。また、脱毛サロンの数も増え、価格競争により低価格のサービスを提供するお店が増えてきています。期間限定のキャンペーンやクーポンを利用すれば、さらに費用を安く抑えることができるでしょう。

【少しでも早く効果的に脱毛するコツ】

同じお店に通ったとしても、ムダ毛の脱毛効果には個人差が生まれます。効果の違いは毛の量や毛質だけでなく、日頃からの生活習慣が関係している場合も。少しでも早く効果を実感できるよう、効果的に脱毛するコツについて紹介します。

■日焼けや黒ずみに要注意

医療クリニックや脱毛サロンで行われる脱毛は、黒のみに反応する特殊なレーザーを肌に照射し、脱毛効果を得ていきます。そのため、日焼けや黒ずみがあると、それらにもレーザーが反応して火傷を生じる危険性があるため、トラブル防止のためにレーザーの出力を抑える必要が出てきます。高出力なレーザーを照射しても大丈夫なように、脱毛期間中は日焼けや黒ずみの予防をしっかりおこないましょう。

■保湿で乾燥や肌荒れを防ぐ

肌が乾燥しているとバリア機能が弱まって皮膚は刺激に弱くなります。また、肌荒れなどで肌の状態が悪いとさらなるトラブルを発症しやすく、症状がひどい場合は施術を断られてしまうことも。保湿ケアで肌の状態を万全に整えることで脱毛器の出力を上げることができ、そのぶん脱毛効果がアップします。

■毛周期や生理を把握する

毛周期には、成長期、退行期、休止期の3つのサイクルが存在し、サイクルはおおむね2~3ヶ月で一周すると言われています。退行期・休止期の毛に対して施術しても効果が得られないため、周期に合わせて2~ 3ヶ月の間隔でおこなうようにしましょう。また、生理中は肌が過敏になり、トラブルを避けるために出力を下げて脱毛する場合があります。毛周期や生理を把握し、タイミングを見計らって効果的に脱毛することが大切です。

■指定の方法で自己処理する

脱毛前には自己処理が必要であり、自己処理方法によって効果の現れ方に差が出てきます。肌への負担が大きいカミソリでの自己処理だと、カミソリ負けや色素沈着による黒ずみ、埋没毛などのトラブルを引き起こす場合も。毛抜きを使った自己処理は、レーザーのエネルギーを吸収してくれる毛が消えてしまうため論外です。脱毛する時はお店から指定された方法で正しく処理しましょう。

■しっかりと体調管理をする

ストレス、睡眠不足、暴飲暴食など、生活習慣が乱れているとホルモンのバランスが崩れ、毛周期が乱れる原因になります。また、健康な肌作りには良質な睡眠や栄養バランスのとれた食事が不可欠です。肌の健康を保ち、できるだけ出力を上げた状態で施術してもらえるよう、体調を整えておきましょう。

【自分に合った脱毛回数を見つけよう】

脱毛の知識がないまま、何となくお店や施術回数を選ぶと、自分の期待通りの結果になる可能性は低いです。自分がどの程度効果を得たいのか考え、部位別の回数などをチェックし、適切なものを選ぶようにしてみましょう。その際、脱毛効果を最大限に高める方法を実践することで、より楽しく、効率的に脱毛をおこなうことができます。
無料カウンセリング予約 両脇脱毛1回プレゼント
医療関係者が選ぶ 脱毛サロンNo.1※日本マーケティングリサーチ機構調べ(2019年)